絶対fireするどん!

投資家ライフ

今年のブラックフライデーは何かがおかしい

こんにちは、みつぼーです。

 

ブラックフライデーをご存知ですか。

アメリカでは、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日から年末にかけて例年開催される大規模なセールです。

 

感謝祭とは、宗教や秋のみのりに感謝する、欧米特有の習俗なのですが、その季節から、アメリカ全土の小売業やオンラインショップでは、SALEの告知や実際にディスカウントが始まります。

 

今年はただ、様相が違います。

 

例年より大幅にセールが早く、また値引き率も大幅に高いというデータが出ているんですね。

 

グラフを見て下さい。おもちゃ以外の値引率が2021年から純増しているのが分かります。

 

これは値上がりしすぎた物価高により、アメリカ全土で消費者の購買マインドが下がってしまったことに起因します。

 

大量の在庫を抱えた事業者がその在庫を掃き、積み上がった赤字を解消しようと我先に値引きを始めました。

 

さらに面白いことに、Black Fridayを通常の時期から大幅に抜け駆けしてセールを始める小売業者も出てきました。

 

オンラインショップを見ても分かりますが、感謝祭自体がローカルの風俗ということもあり、厳格な定義はないんですね。

 

一方で、専門家はかなり危惧しており、消費者が値引き慣れすること、いわゆる日本と同じようにデフレが続いてしまう懸念やそもそも消費者の需要を把握できていない問題、例えば、コロナで外出が制限された中で、体験型の旅行などに消費が移っていることを考慮すると、プロダクトへの需要は限定的であり、今後の戦略にも大きな影響があると問題視しています。

 

日本でも今年はブラックフライデーが早まるかも?と言っている間に年末ですね。

 

今年は色々安く買えるかも!?!?

 

みつぼー。