絶対fireするどん!

投資家ライフ

窓際族の危機

こんにちは、みつぼーです。

皆さんは、リストラにどんなイメージを持つでしょうか。

不景気、倒産、業績悪化、お先真っ暗などあまり良いイメージはないと思います。

一方、投資家の目線からは、リスラクチャリング(restructuring)が極めて魅力的なオプションとして映ります。

 

現代の経営手法として、選択と集中という言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。利益の上がる事業に集中投資をして、事業を一気に伸ばしていくことこそが、世界では主流というより、そうでないと生き残れないのですね。

 

日系企業では、あり得ないような経営がされることもあります。有名な例が、パナソニックが一度倒産の危機に瀕しましたが、その時は、プラズマテレビという、勝算のない商品に投資し、見事敗戦をしてしまったからです。つまり、事業に失敗してそれを手放さないというのは、会社の存続に関わることになるんですね。

 

話をリストラに戻すと、たいして使えない人材が会社には溢れており、彼らに支払う月々の給料は、パフォーマンスに見合わなければ、切ってしまった方が合理的で、長期的な観点から見ると、利益の上がる方法なんですね。

 

だから、リストラの発表は投資家からすると、経営体質の改善と受け止められ、非常に喜ばれるのです。

 

近年は黒字リストラも流行っており、キリンやNECといった一流企業も終身雇用に限界を感じています。

 

また、TOYOTAが終身雇用は難しいと発表し、いよいよ日系企業全体で終身雇用の限界に達しようとしているのかもしれません。

 

これからの時代、労働資本という原資を最大化すると同時に、正確な金融知識による投資戦略ができない人間は淘汰されるでしょう。

 

 

いつもありがとうございます。

みつぼー